皆さんは『自己投資』していますか? 「興味はあるけれど、なんとなく一歩踏み出せずにいる」という方もおられるかと思いますが、もしかしたら下記のようなお悩みに心当たりはありませんか? 自己投資したいけど、そんなお金に余裕がない 自己投資した[…]
この記事では、失敗しない自己投資をするために必要な「好きで夢中になれるもの」を探すためのポイントをご紹介します!
前回の記事で、「好きで夢中になれるもの」に自己投資をしよう!と紹介しましたが、中には「好きで夢中になれるものがわからない」という方も、決して少なくないと思います。
そんな方々のためのヒントとして、5つのポイントをまとめてみました。
実際、私は自己投資で月5万円の昇給やブラック企業からホワイト企業への転職などの結果につなげることが出来たので、その時の経験を基にこの記事を書いております。
自己投資するべき対象を見つける5つのポイント
自己投資するべき対象とは、自分にとっての「好きで夢中になれるもの」なのです。
これから紹介する5つのポイントに、一つでも何か心当たりがあるものや、共通するものがあれば、それはあなたにとっての「好きで夢中になれるもの」なのかもしれません。
また、既に「好きで夢中になれるもの」に何となく気づいている人は、それが本当に自分にとっての「好きで夢中になれるもの」であり、自己投資するべき対象なのか確認してみるのも良いかと思います。
ちなみに補足しておきますが、ここで言う「好きで夢中になれるもの」は「仕事または収益につながること」が条件であり、そうならない場合は自己投資するべき対象にはなりません。
それでは、ポイントについて解説していきたいと思います!
①時間を忘れられる
「これをしている時だけは時間を忘れられる」と思えるものがあれば、あなたがそれに対して興味や関心を持ち、没頭できるだけの魅力を感じている証拠です。
好きな分野の勉強をしている時、好きなスポーツに取り組んでいる時、あるいは好きな漫画やゲームを楽しんでいる時など、「気がついたらこんなに時間が経っていた!」なんて経験ありませんか?
逆に嫌なことをしている(せざるを得ない)時などに関しては、一刻も早くそこから離れたい気持ちによって、時間が気になって仕方がない状態になりますよね(そういう時に限って全然時間が経っていなかったり…)。
また、時間を忘れられる状態なら、夢中になって周りが見えなくなるくらいの高い集中力が発揮できるので、スキルアップや自身の成長には打ってつけの条件になります!
あなたにとって、何か時間を忘れられる状態になれるものがあるのなら、それは「好きで夢中になれるもの」である可能性が高いです。
②純粋に楽しく感じる
たとえ些細なことだとしても、楽しみを覚えるということは、気分が高揚して自然と活力も湧くので、自身のパフォーマンスを最大限に発揮させるのに適した状態になるといえます。
勤務先や学校などで「あの作業をしている時は、妙に楽しい気分になるなぁ」「あの企画を考えるのが、だんだん面白くなってきた!」など、日常の中でなんとなく楽しく感じることなどはありませんか?
時には誰しも、「あの勉強つまんないなー」「あの企画やる気しねーわ」などと億劫に感じることもあるとは思いますが、そういう時って自分にとっての楽しみを勉強や業務に対して見つけられていなかったり、よく解らなかったりすることが多いですよね。
もちろん楽しさは別として、学校や職場でやるべきことは、きちんとやらなくてはいけません。
しかし、何か一つでも楽しいと感じるものがあれば、それはあなたのやる気やモチベーションを高め、生産性や処理能力を向上させていくことも可能です。
「好きで夢中になれるもの」に対して、楽しさは付きものです!
③向上心が湧く
向上心に気づくということは、あなたの中に眠る可能性やポテンシャルが目覚めた瞬間なのです。
「もっとこうしてみよう」と試行錯誤してみたくなったり、「もっとこんなことをしてみたい」とチャレンジ精神を持つなど、「好きで夢中になれるもの」程そのような『意欲』がどんどん湧いてくるものなのです。
「あれをもっとこうすればよかったなぁ」「次はこの方法でもっと良い出来にするぞ!」など、気づいたら向上心を抱いていたなんてことはありませんか?
「好きでもないし、興味もない」なんて事に対しては、そもそも向上心って湧かないものですよね?
また、向上心の面白い点には、それまでは「好きでもないし、興味もない」なんて感じていたものが、何かのきっかけでそれに対しての向上心に気づいた時から、自分にとっての「好きなもの」に変わっていったというケースもあります。
向上心には、無関心なものから好きなものに出会える可能性もあり、スキルアップには欠かせないチャレンジ精神を養うことも出来ます。
向上心に気づくことができれば、それはすでにあなたにとっての「好きで夢中になれるもの」なのかもしれません。
④周りから良い評価をされた経験がある
周りから褒められたり感謝されたりなど、良い評価を得られた経験にもし心当たりがありましたら、それはあなたが好きなことを通して周りに貢献出来る可能性を持った出来事かもしれません。
自分の過去の体験などを振り返ってみて「誰かを助けたことで、とても感謝された!」「コンテストや大会で入賞して、周りからスゴイと言われた!」なんて記憶はありませんか?
もしそのような経験をきっかけに「自分には、これが出来る!」「自分だから、これが出来る!」といったような自信が持てるもの、やりがいを感じるものを見つけられれば、それはきっと自分のためだけではなく、誰かのためにも貢献できるものになれるはずです。
逆に言えば、周りからあまり良い評価をもらえなかったことって、どうしても敬遠しがちになってしまいますよね?
悔しさをバネにして…というタイプの人なら良いですが、そうでない人にとってはやはり周りから良い評価をされたことの方が、好きにはなりやすいですよね。
周りから良い評価をされた経験は、自分自身の得意なことや、やりがいを感じることについて知るきっかけになったという人も多く、また自分に自信を持つことができるので自己肯定感に満ちた状態にもなれます。
『好きこそ物の上手なれ』というように、周りから良い評価を得られた出来事や経験などがあれば、もう既にそれはあなたにとっての「好きで夢中になれるもの」であるかもしれません。
⑤「お金のために働く」という意識が薄まる
「好きで夢中になれるもの」に関した業務の場合、『理想』や『プライド』のような信念に近いものに対する意識の方が、『お金のために働く』という意識を上回ることがあります。
つまり、『お金のため』よりも『理想を実現させる』ために仕事をするという感覚に浸るのです。
「仕事をしている目的は?」と聞かれた時、大半の人は「お金を稼ぐため」と答えると思いますが、それは決して間違いではありません。
ギャラの価格ももちろん大事ですが、それ以上に理想の追求に対しての価値が重要となり、「もっと自分の能力を最大限に発揮してみたい!」「今まで誰もやったことのないことにチャレンジしてみたい!」といったような状態になります。
とはいえ、結果を期待以上に出せるようなケースも多いので、成果が伴えば周りはちゃんと評価してくれますし、自分の実績にもつながります。
これに関しては「好きで夢中になれるもの」に出会えなければ味わえない感覚といっても過言ではありませんが、「好きで夢中になれるもの」には『お金のために働く』というプレッシャーから解放してくれる効果もあるのです。
まとめ
失敗しないための自己投資を始めるには、まず自分にとっての「好きで夢中になれるもの」を見つけることが重要です。
でも、自分にとっての「好きで夢中になれるもの」って、意外と分かりそうで分からなかったりするものですよね。
私自身も学生時代の進路相談の時やフリーター時代の頃は紆余曲折し、かなり悩んだ方だと思います…
しかし、この記事で紹介した5つのポイントに気づいてからは『デザイン』や『モノづくり』といったことが、自分にとっての「好きで夢中になれるもの」であることを知り、それに対して様々な自己投資を行いました。
そしてその結果、月5万円の昇給やブラック企業からホワイト企業への転職へと繋がりました。
また、私の知人にも「好きで夢中になれるもの」に自己投資したことで、昇格や副業での成功などを経験している人がおり、今回の記事でまとめた内容は彼らとの共通点でもあります。
この記事が、皆さんにとっての「好きで夢中になれるもの」を見つけるための参考になれれば幸いです!