最悪!テレビが液晶割れで画面に線が入った時の体験談!【修理?買取?火災保険なし】

先日、頑張って購入した43型のお気に入りのテレビが液晶割れで壊れました (T-T)

同じような経験をした事がある方なら、以下のような悩みでパニクったことがあるのではないでしょうか?

  • 修理にはいくらぐらいかかるの?
  • 処分する場合はどうしたら良いの?
  • 買い取りってしてもらえるの?

この記事では、なんとか出来る限り最善な方法で、破損したテレビを処分した私のエピソードをご紹介します。

液晶割れのテレビの修理代は?

液晶割れのテレビの修理代は?

テレビが壊れた時、まず気になるのは修理費だという方は多いと思います。

壊れた原因、保証の範疇か否か、修理の費用は条件によって異なりますが、果たして液晶割れの場合はいくらぐらいかかるのでしょうか?

テレビが液晶割れした原因

そもそも何故テレビの液晶画面が破損したのかというと、近くにあったタワー式扇風機に私がツマ付き、それが倒れてテレビの液晶画面に直撃しました。

ウソだろ!?と何度も思いましたが、テレビの画面には現実と化した悪夢の十字線が映し出されていました(下記画像参照)。

液晶割れで線が入ったテレビ

私が購入したTOSHIBA 43Z730Xは、当時の最新モデルの一つで、購入してからまだ僅か半年程度しか経っていないという日に起きた悲劇でした…

修理の依頼は高額!

早速、東芝テレビご相談センターに問い合わせたところ、今回は自身の不手際ということで保証の対象外となり、高額な修理費がかかるとのこと。

しかも、43型の場合の金額はバカ高い79万円程度(パーツ代や出張費用などを含めた総額)。

問い合わせ先からも「それだけかかるなら、新しいものを購入した方が良いのでは?」と強く進められました。

出張費用だけでも削ろうと思い、近所の家電量販店にも持ち込みでの修理を依頼しようと問い合わせましたが、43型の場合は持ち込み修理の対象外になると言われ、出張費用を削ることはできませんでした。

私の場合は頑張って貯めたポイントを利用して、当時の定価(¥140,300)よりも安い10万円の値段で購入したので、この修理費を聞いたときはマジで絶望的でした。

火災保険に入っていれば…

もし火災保険に入っていれば、テレビの修理代を安く抑えられたかもしれないのですが、残念ながら我が家は入っていませんでした。

ただ火災共済には入っており、一応念のため電話で確認してみたところ、火災共済では当然今回のようなテレビの修理は対象外でした。

どうやってテレビを処分する?

どうやってテレビを処分する?

結局、修理に対してはあまり前向きになれず、処分を検討することにしました。

そこで、ジャンク品としての買い取り先を探すか、何処かで引き取りをお願いするかを決めるため、それぞれについて調べてみました。

家電量販店

家電量販店での引取処分では、テレビは家電リサイクル法に基づき、逆に費用(およそ3000円程度)がかかってしまいます。

引取方法は各店舗によって異なりますので、お問い合わせが必要になりますが、収集運搬料が発生する場合は、さらに費用がかかってしまいます。

気に入っていたテレビが破損しただけでも辛いのに、その処分に対してさらに金を支払わなければならないなんて、あまりにも無慈悲でシャクに触るので、この選択は除外しました。

市区町村の廃品処理

こちらも家電量販店同様に、テレビは家電リサイクル法に基づき費用(およそ3000円程度)がかかってしまいます。

収集運搬から手続きを依頼する場合は、収集運搬量が発生しますが、指定の引き取り場所まで自身で持ち込めば費用はかかりません(手続きに関しては、お住まいの市区町村にお問い合わせてご確認ください)。

しかし結局のところ、処分に対してお金を支払わなければならない事には変わりありません。

あくまでも処分にコストはかけたくなかったので、この選択も除外しました。

テレビのジャンク品は売れる?

テレビのジャンク品は売れる?

結論から言えば売れます!

内部の部品・パーツが目当ての方や、液晶割れしていても視聴する分にはさほど気にならない程度であれば購入しても良いといった方など、目的は様々ですが需要はあります。

また、買取を依頼するなら、出来るだけ今以上に古くならないうちに行った方が良いとの情報を聞いたので、買取手段についても調べてみました。

フリマサイト

とりあえずメルカリなどのフリマサイトで、類似したジャンク品の取引結果を調べてみたところ、結論から言えばあまりメリットがなく、むしろ以下のようなデメリットの方が多いことに気がつきました。

  • あまり高額は期待できない
  • 送料や手数料で利益が減少
  • 大型テレビの場合、梱包から配送までが大変
  • 売れない場合はずっと家に留めておく状態になる

私が調べた限りだと、液晶割れのもので高値で取引されているものは当時ほとんどなく、せいぜい高くても平均5000円程度で、さらにそこから手数料や送料(負担分)を含めれば利益はさらに減少してしまいます。

送料を負担しない選択もありますが、より買い手がつきにくくなりますし、結局手数料がある分、利益の減少は避けられません。

それに大型テレビとなると梱包も大変で面倒ですし、売れない間はずっと保管しておかなければならず、無駄に場所をとってしまいます。

なので、フリマの出品は選択から除外しました。

買取業者・リサイクルショップ

買い取ってくれるかどうかは、店舗によるので直接の査定が必要となります。

さすがに各店舗ずつ回るのは時間も労力もかかるので、何か良い方法がないか探したところ、ヒカカクという買取比較サイトで一斉査定をしてもらえるサービスがあることを知りました。

『液晶割れのテレビ』で査定依頼をした結果、多くの店舗では拒否される一方、辛うじて買取を示してくれた店舗がいたので、そこに買い取りをお願いすることにしました。

買取価格比較サイトのヒカカク!

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買取業者に依頼した理由

結局、買取業者に依頼を決めたポイントは以下になります。

  • 自宅まで査定に来てくれるサービス
  • 送料や手数料なども掛からず、利益をそのまま受け取れる

私が査定依頼をした買取業者は、自宅まで査定に来てくれるサービスを行なっていたので、送料や手数料なども掛からない分、利益をそのまま受け取れる事が大きな理由でした。

修理を依頼しなかった理由は、高額な修理代がかかるということだけでなく、個人的な都合で他人をあまり部屋に上げたくなかったことや、当時コロナショックのピークだったということもありました。

買取業者の査定は家の玄関口に予めテレビを運んでおいたので、自宅に上げることなく済ませる事ができました。

結果は3000円で買取成立

今回対応してくれた業者さんの場合…

査定の価格は液晶画面の割れ具合によって変わるとのことでした。

液晶画面の割れた箇所が画面上の一部分程度(そこまで差し障り無く視聴できるレベル)なら5000円くらいになった可能性があったが、自分の場合は画面の広範囲に渡ってしまっていたため、少し下がった3000円での買取価格になってしまったようです。

しかし、家電量販店などで処分を依頼する場合、逆に費用がかかってしまうことを考慮すると、たとえ僅か3000円でもプラスでお金になるだけマシでしたので、そのまま買取ってもらうことにしました。

その後、同じテレビを再購入し保護対策!

TOSHIBA 43Z730X

買取業者に破損したテレビを買取ってもらった後、コロナウィルスの支援給付金として提供された10万円を使って、同じもの(TOSHIBA 43Z730X)を新品で再購入しました。

4K画質やタイムシフト録画など、魅力的な機能が満載だったテレビ(TOSHIBA 43Z730X)を、充分に堪能できないまま手放さなければならなくなった事が心残りで、同じものを買うことにしました。

結局、本来別の目的で使うはずだった給付金が全てなくなり、それに加えて2〜3万ほどの支出が発生したのが悔しい結果となりました。

しかし、給付金が結果的に保険的な役割を担い、追加の資金を最小限に抑えて再購入できたのだとポジティブに捉える事が、せめてもの慰めとなりました。

ちなみに、購入先のヤマダ電機ではたまたま、対象の商品を購入すると2万円分の商品券がもらえるキャンペーンを行っていて、私の購入したテレビがまさにその対象だったのです。なので、購入時に2万円分の商品券をプレゼントしてもらえたことは、本当に嬉しかったです!ヤマダ電機さんありがとうヽ(;▽;)ノ

新品のテレビは購入と同時に保護対策を!

二度と同じ過ちを繰り返さないために、画面の保護プレートを購入し、現在はこちらを再購入したテレビに装着して利用しています。

液晶テレビ 保護パネル 42インチ 43インチ アクリル製カバー ガード テレビフィルター

こちらはただテレビ上部に引っ掛けるだけの方法で、簡単にテレビに取り付ける事ができます。厚さ約3ミリのアクリル製なので、相当に強い衝撃でない限りはこれで問題ないかと思います。

【保護プレートのサイズ】
外寸/W958×D42×H562.5mm・上部吊下げ部奥行き/30mm・正面吊下げ部高さ/560mm

(サイズは商品ページより引用)

プレートとテレビの間にマジックテープのシールを貼って、ガッチリ装着する事もできますが、私の使用しているテレビ(東芝43Z730X)の場合は形状的にそれが難しいので、プレートの内側に2箇所滑り止めシールを貼り、引っ掛けて使用することにしました。

そんな頻繁に動かすようなものでは無いので、現状これで充分だと思っています。

大きいテレビ程、画面の接触範囲が広い分、破損の可能性も高まりますので、大型テレビを購入の際には是非一緒に、保護プレートを購入することをおすすめします!

保護プレートを使ってみた感想
透過率90%というだけあって、とても画面がクリアに映るので4Kの鮮明さを殺す事なく、充分に堪能できます。逆にその分、鏡面反射がたまに気になることもありますが、視聴する分にはそこまで差し障りはないと思っています(もしどうしても気になるという方の場合は、反射防止膜を備えたものもありますよ)。保護プレートの横幅のサイズが、私のテレビ(東芝43Z730X)では微妙にジャストサイズに満たないのが少し残念でしたが、肝心の液晶部分はちゃんと保護できる範囲に収まっているので、とりあえず安心して視聴できています。また、取り付けや手入れも楽にできる点では、利便性が良い商品だと思いました。
満足度【

まとめ

最後にこの記事でお伝えしておくべきポイントを、以下の3つにまとめました。

  • テレビの液晶画面割れの修理費は高額(火災保険なしの場合)
  • ジャンク品は出来るだけお金になるように処分する方がお得
  • 新品のテレビは購入と同時に、保護対策を行うことを推奨

今回は非常に悔しくてやるせない思いを味わいましたが、これはこれで今は良い経験として今は受け止めています。

皆さんもテレビ画面の液晶割れには、充分に注意してください!